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お酒のブログメディア『今宵の酔』OPEN!
みなさま、ごきげんよう!ゆーさとでございます。
新政頒布会感想シリーズ第2段!今回は、5月分!
前回の4月分はこだわりの酒米をテーマにした2作品でした。
今回は現在醸されている人気の作品『亜麻猫』と『陽乃鳥』をテーマにした内容…
- 亜麻猫改 オーク
- 陽乃鳥 スパーク
の2本です!
強い酸味と重厚感!亜麻猫改 オーク
高酸味実験酒と位置付けられている『亜麻猫改』
通常の亜麻猫よりも酸度が、1~2程高くなっているのが特徴です。
その『亜麻猫改』でも今作は、『亜麻猫改 オーク』…。
木桶仕込み&オーク樽への短期貯蔵という作品!
ラベルは、まさしく『亜麻猫』ですね。
亜麻猫のラベルをテーマに”改”と入り、また”Oak” であることがわかる設計になっています。
さて、感想でございます。
やはり、白ワインかのような端正な香りは健在です。
しかし、何よりもすごいのは、その酸味。
元々『亜麻猫』自体も日本酒らしくなく、ワイン調でこれまでの日本酒層ではない人も飲みやすいと評判でしたが、本作はさらにその様相が強くなっています。
まさしく“酸味の強い白ワイン“
と同時に、オーク樽熟成の効果でしょうか。重厚感が半端ないです。
飲み口のすっきりとした味わいながらも、喉を通るころには満足感が…..。
また新たな境地を感じさせる作品でした。
人気の再発!陽乃鳥 スパーク
南国果実を思わせるかのような甘みのある貴醸酒で、女性からの人気も厚い『陽乃鳥』
『陽乃鳥 スパーク』は、それに二次発酵を施したスパークリングの作品です。
実は、平成25酒造年度に発売している本作…..リクエストが多かった人気作品とのこと。
『亜麻猫』同様に、通常の『陽乃鳥』をベースにしたラベル。
活性酒の証…”Spark”との銀シールが貼り付けられています。
先述の通り、『陽乃鳥』は南国果実風の甘みで女性からの人気も厚いです。
さて、それにスパークリングを掛け合わせるとどうなるのでしょう。
…..
飲み口抜群なこと、この上なしですね。
香りは華やかもあっさりと。
ポップな印象を受けます。
さて口に含むと….もちろん来るのは発泡感。
軽やかな甘さと相まって、ロゼワインかのようなイメージ。
しかし、そこにはしっかりと日本酒特有の味わいも残っています。
独特の存在感…それを印象付ける『陽乃鳥 スパーク』でした。