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【ネタバレ感想】映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン」辛口感想+見どころ/あらすじ解説│来年公開の映画も判明!

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名探偵コナン

2023年4月14日(金)
映画「劇場版 名探偵コナン ハロウィンの花嫁(ハロウィンのはなよめ)」の公開!!

2018年公開の「ゼロの執行人
2019年公開の「紺青の拳
2021年公開の「緋色の弾丸
※2020年は新型コロナウイルス感染症のため延期
2022年公開の「ハロウィンの花嫁
に続いて公開されました。

「ハロウィンの花嫁」のエピローグ後、ジンの「会いたかったぜ、シェリー」の一言があり、劇場内が騒然としたのを未だに覚えています。
灰原哀をめぐる、「黒の組織」の話とあって話題をよんでいた本作。公開初日に鑑賞しましたのでさっそく感想を綴っていきます!

また、見どころも用意しているので、「どこのポイントを重点的にみればいいか知りたい!」といった方はぜひ参考にしてください!
※ネタバレがあるのでご注意ください

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「黒鉄の魚影」ネタバレありストーリー

物語の始まりは、一人の女性が逃げているシーン。彼女は、FBIのジョディ捜査官を電話をしています。女性の名は、ニーナ。
それを追うのは、「黒の組織」にキールとして潜入しているCIAの水無怜奈。

水無怜奈は、女性を追い詰めるのですが、ピストルを構えつつ「海に落ちて」とニーナに小声で伝え、ニーナも海にめがけてダッシュ。
うまく逃せたと思った刹那、水無怜奈の右肩を弾丸が貫き、その弾丸はニーナのこめかみを貫通。
その弾丸を撃ったのは、ジン

執筆中

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黒の組織の目的は?

今作では、パシフィック・ブイに搭載されている老若認証システムを得ることが、黒の組織の大目的でした。
全世界の監視カメラの映像を補足できることで、これまでの「黒の組織」の履歴が残っているため、それを消さねば行かないからです。

しかし、シェリーが生きているかもしれない(老若認証システムで灰原哀の存在が「黒の組織」に認知される)となったことから、組織内の幹部メンバーでも意見が別れ、そしてその後も思惑が交差します

「黒の組織」の灰原哀拉致への思惑

灰原哀の拉致に賛成
ジン・ウォッカ(ここにピンガが実行犯として参加)
→シェリーの可能性があるのであれば拉致すべき

灰原哀の拉致に反対
ベルモット・バーボン・キール
→もともとの目的にないことであり、パシフィック・ブイの奪取に専念すべき

結果として、ウォッカとピンガにより灰原哀は「黒の組織」に拉致されます。
しかし、ベルモットがあのお方に「『老若認証システム』は明けてはならない玉手箱」と個別に連絡を送ってからは、「黒の組織」は大きく3つの思惑でメンバーが動き出します。

灰原哀拉致後の「黒の組織」の思惑

灰原哀を拉致し、詳細を尋問する
ジン・ウォッカ

灰原哀の救出
バーボン・キール

パシフィック・ブイ(老若認証システム)の破壊
ベルモット・あのお方(「黒の組織」のボス)
→おそらく自分たちの居場所や秘密がバレる(容姿の変化があったり、過去から容姿が変わっていない?)可能性があるため

最終的な「黒の組織」の目的

パシフィック・ブイ(老若認証システム)の破壊ために動き出したベルモット。
世界各地でシェリーの変装をして、カメラに補足されます。
そして、補足されたことを「黒の組織」内部で共有することで、老若認証システムの精度の低さを提示し価値がないと証明。

これにより、ジン・ウォッカ・ベルモット・バーボン・キール(そしてラム)全員が、自らの潜入痕跡なども消すためにパシフィック・ブイの破壊を最終目的として動き出します。

ラム(RUM)の思惑

破壊に向けて動き出すことを決めたあと、ラムは「突き止めるのに使えると思ったんだが。姿を見せないあの方の居場所を」と、あのお方について探ろうとしていたことが判明します。

ラムは組織No.2であることはわかっていますが、現在のあのお方の所在や何をしているかといった情報は持っていない、会っていないということが考察できます。

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感想(作品全体)

まず、推理モノではない。
近年のコナン映画は、推理・サスペンスというよりキャラクター映画やアクション映画の側面が強かったですが、今作はその側面がより強いな、と。
ただ、「黒の組織」という話の都合上、仕方ない部分ではありますが…。映画としての評価は分かれしまいそうだな、と予想。

しかし、名探偵コナンを追っている人…特にキャラクターが好きな人は最高の映画だったのではないでしょうか?
ツッコミどころは多々ありつつも、コナン×哀のやり取りには思わず声を上げてしまいました。
(そして劇場でも多くの人の「わぁっ」って小声が聞こえましたw)

そして、「黒の組織」の弱体化…というか緊張感の薄まりを感じますね。
安室透(バーボン)、水無怜奈(キール)と二人が潜入している上に、ベルモットも完全な敵ではないという時点で、強大な敵という感覚がどうしても弱まって感じてしまいます。
しかも、今回登場の「ピンガ」も強敵感や「ラムの右腕」「ジンを降ろして幹部になる野望を秘めている」ということで登場当初はワクワクしましたが、蘭と対峙して圧される始末…もう少し緊張感のある強いキャラクターがいると嬉しいですね。
(事前に予想していたほど、ラムが出てこなかったのも残念)

ただ、細かな演出はめちゃくちゃ良かったですね。
ハロウィンの花嫁のBGMがコナンと安室のシーンの時に使われていたり、要所要所でファンを盛り上げてくれる演出がなされていたのは滾りました。

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感想(江戸川コナン×灰原哀)/乙女で尊い灰原哀

と、作品全体では思うところはありつつも「江戸川コナン×灰原哀」だけで、本作はめちゃくちゃ好きな作品ですね(笑)

長らく名探偵コナンを読んでいると、キャラクターへの感情移入もしてきます。
灰原哀初登場時からの変化を見続けている人からすると、ここまでコナンに対しての感情を出した哀ちゃんへの感動はすごくあるのではないでしょうか。

海から上がるときに、アップされた二人が繋がり握っている手…そして、その後に今後の心配をしている灰原哀に反して、守る自信たっぷりのコナンの表情を見た哀ちゃんの少し赤らめていた顔。
人工呼吸を「キス」と表現してしまう乙女チックな哀ちゃん。
灰原哀の一挙手一投足が尊い作品でしたね。

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来年(2024年)公開の劇場版コナンは、服部平次vs怪盗キッド!?

劇場版名探偵コナンの風物詩、エピローグ後の翌年公開の映画ヒント。
今回は、服部平次と怪盗キッドのセリフが!

「平次は2025年の大阪万博の年の映画かな」と予想していたのですが、来年登場のよう!
しかも、怪盗キッドとの組み合わせ。
怪盗キッド回は、怪盗キッド単体でメインになると思っていたので、こちらの意味でもびっくりです。

「黒鉄の魚影」公開時点での名探偵コナン 最新刊である103巻の感想はこちら

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