2023年4月、名探偵コナンの新刊である103巻が発売されました!
帯には、「灰原哀を巡り – 沖矢&若狭&コナンが対峙。」とコメント。
「黒鉄の魚影」も灰原哀がメインのキャラクターということもあって、タイムリー!
「黒の組織」の話も進展しそうな103巻の感想をさっそく綴っていきます。
(ネタバレもありますので注意してください)
白鳥警部×小林先生、太閤名人×由美、千葉刑事×苗子 トリプルデートの解決編!
103巻の最初の物語は、102巻の事件の続きから。
白鳥警部×小林先生、太閤名人×由美、千葉刑事×苗子のカップルが、それぞれ別々の人とファミレスで過ごしていたときに起きた事件の解決編です。
事件も気になることながら、恋模様が複雑に絡み合う本ストーリー。
名探偵コナンにおける恋模様は、佐藤刑事と高木刑事の物語はある程度一段落したとおもいましたが、まだまだたくさんの展開待っていそうです(笑)
「あのお方」烏丸蓮耶が動きだす?コナン×世良真純×メアリーが解決するホテル爆破未遂事件
次の事件は、世良真純が登場。
APTX4869の解毒薬をコナンから取るために、ちょっとした罠をしかける世良真純。
世良と母親であるメアリーが滞在しているホテルに行くことになったコナン。
APTX4869の解毒薬を「今日は持ってきてない」というコナンに、いらだちを隠せないメアリー。
そこで、事件が起こります。
連続ホテル爆破事件を起こしている犯人から、コナンたちがいるホテルに爆破予告が届きます。
早速事件解決に向けて、動き出すコナンと世良。
推理を進めて無事に事件解決まで導いたものの、何者かが非常ベルを作動。
爆破事件捜査を進めていたこともあり、ホテル内にいた客や、世良、メアリーも急いで外へ。
非常ベルを押した謎の男は車に乗ります。
後部座席には、なんと「黒の組織」のあのお方…烏丸蓮耶が。
そして、烏丸蓮耶は世良真純とメアリーを見て、「まるで夢を見ているようだ」と…。
灰原哀×若狭留美×沖矢昴
続いては、帯の話。
少年探偵団が海水浴場に行きたいという話に、若狭留美が引率者として同行。
海水浴場までの運転は、沖矢昴が担当。
これは、コナンが「若狭留美から灰原哀をガードしてほしい」と頼んだことによるもの。
少年探偵団が海で遊んでいる間、パラソルの下で若狭留美と沖矢昴が二人きり。
若狭留美は、沖矢昴に対して「どこかでお逢いしたことがあるような」と、雰囲気への既視感を口にします。
沖矢昴は海に入らない若狭留美に対して衣服の下に隠された傷があるのではないかと疑い、それに対して若狭留美は沖矢昴への不審な点を探ります。
大人な探り合い。
そんな中で、海の家で事件発生。
コナンや沖矢昴が事件解決のために動き出します。
事件が進む中で、犯人は強盗グループの一員ということが判明。
強盗グループは少年探偵団たちに襲いかかろうとします。
先んじて守るために動き出す沖矢昴…..ジークンドーでの対応と守る姿をみた若狭留美は「赤井 務武(赤井秀一=沖矢昴の父親)」の面影を思い出します。
そう、若狭留美は「黒の組織」と対峙していた存在。
そして、赤井務武とも面識があったのです。
犯人グループは無事制圧。
若狭留美の正体は果たして…?
名探偵コナン 103巻の感想
「黒の組織」のボス(=「あのお方」)の正体がわかり、そして102巻で生きていることが判明。
本巻では、積極的に動き出している様子から、一気に本編のストーリーが動きだしていることを感じます。
次巻の予告では、ラム(脇田兼則)の姿と倒れている羽田浩司(羽田秀吉の義理の兄)が描かれています。
そう、羽田浩司が命を奪われた場面にラムが直接いるという場面。
104巻もさらに「黒の組織」をめぐる物語が加速していきそう….!!