名探偵コナンの本筋ストーリーである『黒の組織』
2018年4月現在、残る謎として、組織ナンバー2と呼ばれるRUM(ラム)の正体があります。
現在、RUMの正体として怪しいと挙げられているのは、
- 若狭留美
- 黒田管理官(本名:黒田官兵衛)
- 脇田兼則
の3名となっています。
この中で黒田官兵衛のRUM説や正体について考察してみました。
黒田管理官はRUMの特徴と一致&怪しい点が数多くある
名探偵コナンの86巻で初登場した黒田管理官(黒田兵衛)
初登場は、長野県警の捜査一課長。
警察庁から出向してきたものの、10年前に事故に遭ってからずっと警察病院で入院していたとのこと。
そして、この黒田管理官ですがRUMの特徴と合致しています。
RUMの特徴は、コナンが灰原から掴んだ情報が元となり、
・屈強な大男、女のような男、年老いた老人と様々な情報がある
・左右の目どちらかが義眼である
ということを知ります。
その特徴を聞いたあとに、コナンの目の前に現れたのが黒田管理官。
黒田管理官は、
- 大男
- 白髪(=年老いた老人)
- 隻眼
と、まさしくRUMの特徴に合致。
コナンも黒田管理官を見たときに、RUMの特徴が頭をよぎります。
黒田管理官の正体はRUM?
さて、黒田管理官はRUM(=組織のNo.2)かどうかですが、その可能性は「ない」と考えます。
理由としては、
- RUMであれば不自然
- 他の正体のほうが合点がいく
からです。
まず、RUMであれば灰原と会ったときに興味を示すのではないのかな、と。
APTX4869で幼児化しているとはいえ、灰原の容姿は黒の組織時代を彷彿とさせます。
現に、黒の組織であるピスコが灰原と対峙したときには、その姿にシェリーと気づきました。
しかし、黒田管理官はコナンと灰原に会いつつも、灰原には興味を示さずコナンしか目に入りません。
『黒の組織』の人間であれば不自然なのと、そしてコナンへの興味関心が正体に迫る鍵でもあると思います。
警察庁で噂されているコナン?その実力はどこで知ったのか
黒田管理官はコナンのことを「毛利小五郎の知恵袋と警察庁で噂されている」と、その実力をすでに知っていたことに加え、その推理力には信頼をしています。
例えば、キッドキラーとして「怪盗キッドからお宝を守った!」というように新聞に顔と名前がでているものの、毛利小五郎の知恵袋(推理に的確な手助けをしている)として知られていることはありません。
目暮警部や高木刑事と行った警視庁の人間であっても「またコナン君がいる」「推理のきっかけをふと言ってくれるよね」という認識。
つまり、コナンの推理力を確かに知る人物が黒田管理官に伝えているということが考えられます。
それは誰か……警察庁にかかわりのある存在、公安の安室透ではないでしょうか。
安室透であれば、コナンの推理力を知っていますし。
黒田管理官の正体は?
ここまでくると、黒田管理官は普通の警察庁の人間?ということになりますが、なかでも重要な存在ではないかと思います。
正体は、公安のトップ(=裏理事官)ではないかと。
そこまで言及しているマンガからの情報はまだないのですが、2018年公開の映画『ゼロの執行人』によって明らかになったと思います。
今後、RUMの正体も明らかになっていくに従い、黒田管理官の重要性やスポットを浴びる話があるのではないかな、と思っています。
それまで楽しみにしていたいと思います!