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お酒のブログメディア『今宵の酔』OPEN!
みなさま、ごきげんよう!ゆーさとでございます。
自分の飲んだ日本酒をただただ語っておりますが、今回でとうとう22銘柄目!
ここまでくるとなんだか自分でもちょっと笑いますね(笑)
実は【〇杯目】というタイトルをつけるのは久々です。
というのも….
怒涛の新政酒造祭りがあったからでございますね。
いやー….本当に見事でございました。
今回からまた通常モードで日本酒の感想を書きたいと思います!
新政酒造様のもろもろを差し込んだので、今回紹介するのは夏酒と…..
少々飲んだ時期と書く時期が今後も少しだけずれると思いますが、優しい目で見てください(笑)
さてさて前置きはこれまでにしまして…
本日の感想は『なつくじら 純米吟醸 生原酒』
僕の酔鯨のイメージを壊した『なつくじら 純米吟醸 生原酒』
海を思わせる鮮やかな水色のラベルに金色のくじら。
まさしく夏酒といったような爽快さがイメージできます。
そしてラベルをよく見ると…。
北海道産酒米吟風100%使用という文字が…。
そう…実は近年北海道産の酒米が熱いんです!!
特に今回の『吟風』、そして『彗星』は名品ですね。
(名前もおしゃれ!)
そしてこのお酒を醸しているのがなんと….高知県の酔鯨酒造様!!
蔵の名前の通り『酔鯨』という日本酒が有名な高知の名酒蔵ですね。
酔鯨というと”キレのあるスッキリとした味わい”が印象的ですが、この『なつくじら』は良い意味でその印象を壊してくれました…!!
それはまるで”メロン”
お酒のスペックを調べてみると….
- アルコール分:17度
- 精米歩合:50%
- 使用酵母:KA4
- 日本酒度:+6.5
- 酸度:1.7
とこれまた結構鋭そうな感じがします。
が….グラスに注いだ先にあったのは、そのキレを忘れるかのような香りでした。
そう….それはまるでメロンのような完熟の香り。
“フレッシュな香り”とあったのである程度の若い果実感を想像していたのですが、それを通り越えたフルーティーさがそこにはありました。
甘く広がる香りに誘われて、ファーストアタック。最初の一口はすっと酸が広がる感じ。
そして含んだ後の香りにもフルーティーな感覚は残ります。
ただその甘く漂う香りも、最後はドライな感覚が喉を通っていきます…。
…..
嗚呼、飲みやすい。
味わってもするするとイケてしまう。
酔鯨=キレ
という印象だった僕に大きな衝撃を残したお酒でした。