みなさま、ごきげんよう!ゆーさとでございます。
2017年9月2日….『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦』がとうとう公開しました!
今作で、アニメ化第5弾目となった『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』
“キャスバル&セイラ編”が終わり、いよいよ舞台は宇宙での戦闘……ジオン公国vs地球連邦!
シャア・アズナブルとしても確立していく、ファーストでは描かれなかった部分から、ようやく一年戦争が始まる時期まできました。
ルウム戦役を描く本作…今回は舞台挨拶も含めて観てきましたので、そちらの感想を!
※ネタバレありますのでご注意ください
あらすじ
先述の通り、本作は『機動戦士ガンダム』の本筋のストーリーである”1年戦争“の羽島ありである『ルウム戦役』までを描いています。
ジオン軍総帥である“ギレン・ザビ”の演説手腕とそのカリスマ性により、地球連邦からの独立機運が高まるジオン公国。
いよいよ、その目的を果たさんとするために地球連邦へ宣戦布告。
地球連邦と反ジオンのスペースコロニー共和国を撃つ手に出ます。
ジオン軍は地球連邦軍へ先制攻撃を仕掛けると、開発していたモビルスーツの確かな戦果もあり、瞬く間に制圧しました。
そして、スペースコロニーのサイド2にあるコロニー「アイランド・イフィッシュ」を地球に落下させる「ブリティッシュ作戦」を開始。
「コロニー落とし」により地球は全人口の半数が犠牲になる被害に。
しかし、これはまだ戦争の序章…….。
ジオン軍と地球連邦軍の凄惨な戦争の始まりに過ぎなかったのです。
「これは戦争じゃない、虐殺だ」ジオン軍の凄惨な作戦
さてさて、そんな今作の感想。
一言でいうと……「戦争怖い」って感じでしょうか。
戦争の悲惨さ…心に来る演出がありましたね。
それは、「アイランド・イフィッシュ」を地球に落下させる「ブリティッシュ作戦」を描いた際のシーン。
ジオン軍は、この「アイランド・イフィッシュ」を地球に落下させる前に、コロニー内に毒ガスを充満させ住民の命を奪うのですが、そこを描く際、若い幼馴染?の男女が「平和になったら日本に行って桜をみたい」といった会話が….。
二人の会話が終わり、女性はシェルターへ避難。男性は、コロニーを守ることを志願していたためシェルターには入らず外へのまま。
男性は少々眠った後に目を覚ますのですが、そこには倒れている兵士や動物の姿が。
すでにジオン軍による毒ガスがコロニーに充満し始めていました……そしてその男性にも毒ガスの魔の手は忍び寄り…。
「シェルターに入りたい…」と生きたい気力を見せ、ハンドルを掴むもののそのまま帰らぬ人に…。
この演出は、心が締め付けられるかのような感じがきましたね。
すでにサイド2との戦力差が圧倒的でありつつも攻撃を仕掛けるジオン軍に対し、同じくジオン軍の兵士である“ランバ・ラル”は「これは戦争じゃない、虐殺だ」と、軍に対し憤りを感じるほど。
そこに加えて今回のこの非人道的な作戦は、ジオン公国の議長であり”ギレン・ザビ”の父親である“デギン・ザビ”も怒りの様子。
しかし、それすらも感じず「勝てばいい」という”ギレン・ザビ”の様子もあり、戦争の狂気性すら感じるほどでした。
これまでの『THE ORIGIN』の主役である”シャア・アズナブル”ですが、着実に”赤い彗星”というエースパイロットに成長していました。
ジオン軍の開発するモビルスーツも、シャア専用のザクⅡが開発され、戦地へ導入。
1年戦争の導入の瞬間を鮮明に描いた本作でした。
舞台挨拶
さて、実は今回は上映初日舞台あいさつがありました!
壇上したのは、シャア・アズナブル役の池田秀一さん、ギレン・ザビ役の銀河万丈さん、アムロ・レイ役の古谷徹さん、カイ・シデン役の古川登志夫さん、そして本作総監督の安彦良和さん、という豪華な5名!
なんと、平均年齢70歳弱という衝撃….!
アフレコ当時の38年前は、みなさん30~40台ということで、”小学校の同窓会のようだ”と話題に。
また古谷徹さんは「次回までシャア・アズナブルが主役だから、アムロで早く主役をつくってほしい」とも(笑)
安彦総監督曰く、本作と次回作で評判良かったら、会社の偉い人から続編制作OKがでるとのこと!(笑)
最期には、銀河万丈さんの発声で、会場全体で「ジークジオン!!」の大合唱。
銀河万丈さんの迫力…..圧巻でございました。
みなさま、大ベテランの年齢ではありますが、これからもお元気でガンダムシリーズを届けてほしいです。
次回は、2018年5月5日公開予定!
さて、さっそく次回の上映も決まりました。
日にちは2018年5月5日の公開予定!
タイトルは…..
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星
いよいよ、キャスバル→エドワゥ→シャアとなった男が、ジオン軍のエースパイロット“赤い彗星”と連邦軍に恐れられる存在に….その瞬間が描かれるのでしょうか。
次回も楽しみです!