2021年10月、名探偵コナンの新刊である100巻が発売されました!
とうとう大台の100巻目!
推理モノでここまでの長寿漫画…本当に頭が下がります。
しかも本巻は、99巻末の次巻予告にあったように「黒の組織」の動きが大きく進みそうな予感。
楽しみの100巻の感想をさっそく綴っていきます。
(ネタバレもありますので注意してください)
工藤優作&有希子大ピンチ!怪盗キッドがコナンを救う
100巻は、99巻の続きからスタート。
連続殺人事件の犯人がわかった工藤優作。
テレビ番組の生放送で推理を披露することになったものの、工藤優作も工藤有希子も食中毒のような症状でダウン。
コナンが困っているところに、チャイムが鳴る工藤家。
コナンが出てみると、そこには工藤優作の変装をした怪盗キッドが。
「借りを返したい」ということで、テレビ生出演時にコナンの推理を工藤優作として話すこととなりました。
生放送の推理ショーも無事終了。
犯人はなんと番組のレポーターでした。
目暮刑事がやってくると、「渋谷に本物の怪盗キッドがでた」という情報が出てきます。
そう、実はこの工藤優作の変装はキッドではなく、ベルモットによる変装だったのです。
「優作と有希子の体調不良は毒を盛られたのでは」と焦るコナン。
急いで二人が寝込んでいる部屋に行くと、そこには元気な優作と赤井秀一を始めとするFBIの姿。
優作は事前に「黒の組織」の動きを察知。
逆に罠を張っていたようでした。
対する「黒の組織」が、今回工藤優作と有希子を探った理由。
ベルモットがRUM(ラム)に頼まれていたことによるもの。
「組織の驚異になりそうな人物が日本に留まったからさぐれ」と…。
FBI捜査官連続殺人事件
続いての事件は、FBI捜査官連続殺人事件。
いよいよ「黒の組織」のストーリーが進みます。
物語の始まりは、ジンとウォッカによるFBI捜査官の殺害。
銃で撃ち抜かれた捜査官のパートナーも、ウォッカによって命を落としていました。
場面はかわり、道をあるくコナンと少年探偵団。
人がビルから落ち、コナンが直行…ビルの上を見るとそこにはウォッカの姿が。
ビルから落ちた遺体のもとに駆け寄ると、FBIの身分証を発見。
急いで赤井秀一を始めとするFBIに伝えようと、工藤邸に行くコナン。
そこに集まっていたのはFBI捜査官。
FBI捜査官が消息不明になったことで、アジトを変更して、一度工藤邸に身を寄せているとの事。
捜査官のひとりがまた命を奪われた…なぜ待ち合わせの暗号がばれてしまったのか頭を抱える捜査官たち。
するとコナンは「あの暗号わかったよ」と伝えます。
FBIは暗号がバレてしまったことを逆手に取り「黒の組織」をおびき寄せることにします。
「黒の組織」がFBIの暗号メールを傍受。
ジンとウォッカをはじめとするメンバーは、再びFBI捜査官を狙いにいこうとしますが、全員の耳に「RUM(ラム)」からの言葉が…。
作戦通りのは位置についたFBIでしたが、「黒の組織」に裏をかかれてしまいさらに捜査官の命が奪われます。
そう、暗号内にあったわずかな綻びをRUM(ラム)は見逃さず、逆にしてやられてしまったのです。
キャメル捜査官救出〜RUM(ラム)の正体が明らかに〜
急いで、配置の場から脱出を図るキャメル捜査官。
しかし、組織の追っての勢いは激しく、難航を極めます。
赤井秀一からのアテンドをもとに、海へ車ごとダイブするキャメル捜査官。
なんとか海を泳ぎ、島へ避難。
一安心かと思いきや、キャメル捜査官の甘さがでてしまい、ジンに見つかってしまいます。
コナンと赤井秀一の手助けもあり、なんとか命からがら逃げ切ったキャメル捜査官。
「黒の組織」としては、キャメル捜査官を始末できたという認識であるものの、遺体の確認はできていいないのが心残り…。
場面は変わり、とある車内。
そこに乗っているのは、RUM(ラム)。
その姿は……寿司屋の大将である脇田兼則。
ここで、RUM(ラム)の正体は脇田兼則であることが判明しました。
名探偵コナン100巻の感想
まずは100巻という数字、すごく重いですね。
80巻、90巻から100という数字が読者としても意識できたので「ようやく100巻だ!」という感動がありました(笑)
そして、本題。
黒の組織編が大きく進みましたね…ようやくラムの正体が明らかに。
組織のNo.2の正体が判明したものの、コナンは気づいていない状態です。
ここからコナンがどのようにラムにたどり着くのか、たどり着いた後どのように対峙していくのか…。
さらには若狭留美や黒田兵衛がどのように絡んでくるのかも気になります。
次巻は黒の組織編はあまり動きそうにない(次巻予告をみるところ)ので、そこは102巻以降ですかね!