2023年公開の「劇場版 名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」の感想はこちら
2022年4月15日(金)
映画「劇場版 名探偵コナン ハロウィンの花嫁(ハロウィンのはなよめ)」の公開!!
2018年公開の「ゼロの執行人」
2019年公開の「紺青の拳」
2021年公開の「緋色の弾丸」
※2020年は新型コロナウイルス感染症のため延期
に続いて公開されました。
「緋色の弾丸」の公開終了後に、警察学校のメンバーがテーマとなることが明らかになり、話題を呼んでいた作品がいよいよ公開!
公開初日に鑑賞しましたのでさっそく感想を綴っていきます!
※ネタバレがあるのでご注意ください
ネタバレありストーリー
物語の始まり、一人の男が走っています。
場面は変わって車の中には、公安の安室透と風見裕也。
とある事件の話をしており、それは以前コナンが解決した東都タワー爆破事件の犯人について…どうやらこの犯人が脱走したとのことで、この2人が確保しようと動いているようです。
場面は代わり結婚式場。
高木刑事と佐藤刑事の結婚式が執り行われています。多くの刑事や毛利小五郎と蘭、そして少年探偵団も参列。
佐藤刑事の花嫁姿にみんな見惚れています…そんなとき、式場に暴漢が乱入。
その瞬間、合図で一斉に暴漢を取り押さえる刑事。
どうやら、これは結婚式の警備の訓練だった様子で、高木刑事と佐藤刑事が新郎新婦役。
二人が結婚というわけではなかったようです(笑)
元警察官の方が、偶然であったロシアの女性との結婚がきまったものの、結婚式開催に関して脅迫状が送られてきたとのこと。
その警護を刑事部が行っていたようです。
訓練中、ペイント弾に被弾してしまう高木刑事…その姿を見て、恐怖の面持ちになる佐藤刑事。
そして場面は再び、逃亡犯を追い詰める安室と風見。
犯人を追い詰めた風見は逮捕のために近づくものの、犯人の首には何やら液体の入った首輪のようなものが….それが爆弾と気づいた安室は、風見に離れるよう叫ぶも時すでに遅く爆発してしまい吹き飛ばされてしまいます。
立体駐車場から落ちそうになる風見を何とか助ける安室…そこに謎のマスクをかぶった犯人。
安室はどうやらその犯人を知っていたようで「やはり、あんただったか」と。
風見の救出で手が塞がっている安室の首に、犯人は先程の首輪上の爆弾を取りつけます….。
日にちが変わり、コナンと毛利小五郎、蘭と少年探偵団は警視庁近くでランチに向かいます。
そんな時、一人の男性とすれ違い、その男性はメモを落としそれに気づいた灰原は呼び止めて渡します。
別れようとした刹那、男性が持っていたタブレットが爆発し灰原は吹き飛ばされ車道へ…そしてそれを助けようとした毛利小五郎はトラックと激突し重症を負ってしまいます。
現場検証がはじまる警視庁前。
被害者の所持品から松田陣平刑事の名刺が発見され、目暮警部をはじめとする刑事一同に衝撃が走ります。
はじまる捜査。
しかし、捜査が進むと公安の風見が「これ以上捜査はするな」「公安が担当する」と、刑事部へ忠告。
コナンは公安が動き始めていることに気づいていたとともに、公安(安室透)はコナンに個別に接触を図ります。
公安に目隠しである場所に連れられたコナン。
そこは地下シェルター。
シェルター内には全面強化ガラス貼りの場所があり、その中には安室透が…….安室に取り付けられた爆弾が爆発しても被害がでないための処置。
安室は、3年前に起きたというある事件について語りだします…。
時は3年前、萩原刑事は爆発事件に巻き込まれ殉職しており、残された警察学校の同期4人は毎年お墓参りをしていました。
その帰り道、安室透と松田陣平が車にいると、雑居ビルで事件に遭遇。
雑居ビルの中に入ってみると、そこにいたのは爆弾犯…いきなり、銃撃戦がスタート。
大ピンチの安室透のもとに、警察学校同期メンバーが集結。
なんとか事なきを得たものの犯人は取り逃がしてしまいます。
これが3年前の事件、そして警察学校同期の(萩原を除いた)4人が最後に集結した瞬間でした。
当初開催予定だった結婚式は、渋谷ヒカリエの式場で行われることに。
式場の下見についてきた少年探偵団。
新婦のもとに荷物受け取りの依頼がくるものの、打ち合わせで動くことができないことから、少年探偵団が受け取りにいくことに。
場所は怪しげな雑居ビル。
荷物にかかっているシートを外したところ、そこには爆弾が…そして起爆スイッチスタート。
間一髪のところでコナンは脱出するものの、本件のあとに聞き込み捜査を行っていた千葉刑事が誘拐される事件が発生。
刑事奪還のため、当初は刑事部の操作を中止させた公安も全面協力、公安×刑事部で合同での捜査開始。
千葉刑事を誘拐した犯人の要求は「松田刑事と合わせろ」とのこと。
しかし、松田刑事は殉職……顔が似ている高木刑事が松田刑事に変装して、犯人と対峙します。
犯人と対峙した、松田刑事…。
千葉刑事を誘拐した犯人は、エレニカをリーダーとする「爆弾犯(プラーニャ)に恨みを抱き、追い続けている集団」でした。
そう、千葉刑事誘拐犯は、今回の爆弾とは別の存在だったのです。
爆弾犯の招待がつかめないコナン…
しかし、ふとした手がかりからようやく犯人にたどり着きます。
時間がたち、場面は結婚式当日へ。
新郎新婦が指輪交換しようとした瞬間、式場にコナンを人質にとったエレニカが乱入。
「プラーニャ、手を上げろ」と詰め寄る、エレニカ。
そこには、なんと花嫁であったロシア人。
そう、心の爆弾犯であるプラーニャは、新婦のロシア人だったのです。
銃撃戦が始まるものの、なんとか逃げ切り渋谷スクランブルスクエアの屋上まで逃げるプラーニャ。
コナンと退治するプラーニャは、動機を語ります。
3年前まで、完全無欠であったプラーニャ…しかし、警察学校同期生に姿を見られたことに加えて、爆破も失敗。
かならず、警察学校同期生に復習を遂げることを決意。
そこで、かつて東都タワー爆破事件を起こした犯人を脱走させることで、萩原刑事や松田刑事の仇である安室透や諸伏をおびき出そうとしたとのこと。
屋上のヘリポートに脱出用のヘリコプターが到着。
プラーニャは、渋谷を大爆破させること、そしてその方法をコナンに話し高らかに勝利宣言をします。
そして、そのヘリコプターにのって脱出…..しようかとしたその瞬間、ヘリコプターのパイロットに殴られます。
パイロットの正体は、安室透。
コナンと安室は、渋谷がどのように爆破される予定だったのかを知るために、プラーニャが話すまでわざと泳がせていたのです。
それでもなんとか脱出しようと、プラーニャはヘリに乗り込み安室と戦闘。
身体能力の高いプラーニャに苦戦するものの、なんとか勝利する安室。
しかし、渋谷に仕掛けられた爆弾が起動されてしまいます。
コナン、そして少年探偵団、高木刑事や佐藤刑事、そしてエレニカたちが協力して、最大の危機を回避します。
しかし、プラーニャとの銃撃戦で負傷していた高木刑事。
爆弾解除後に救急車に乗せられるもののかなりの重症…。
瀕死な高木刑事は佐藤刑事にお願いとして、キスをお願い…それに応える佐藤刑事。
場面は変わって安室透とコナン。
コナンは安室透に対し、今回の事件の解決のヒントとなったものに過去の記憶であることを話します。
その記憶は、小さかった頃に公園の水道管が破裂した時、萩原刑事が暴発する水道管を止めた方法でした。
萩原刑事の過去の話を聞き、懐かしような感極まっているような表情をしている安室透。
EDげ。
「ハロウィンの花嫁」の感想
「ハロウィンの花嫁」の感想、一言でいうとすごく良かったです。
久々にサスペンス要素がもりだくさん、かつ犯人(プラーニャ)の素性が不明でなおかつ警察同期4人を圧倒する力があり「このあとどうなるんだろう」と展開についてドキドキ・ワクワクが止まりませんでした。
安室透が登場した作品といえば、
・純黒の悪夢
・ゼロの執行人
ですが、この2つの作品も満足度が非常に高く、また今作も満足度が高かったので「安室透の作品にハズレ無し」と言っても過言ではないですね。
来年(2023年)公開の劇場版 コナンは黒の組織!?映画のラストに、ジンによる「会いたかったぜ…シェリー…」の発言
劇場版名探偵コナンでは、ED曲が流れたあとにエピローグが流れます。
そして、エピローグ後には来年度の映画公開に関する情報・ヒントのワンシーンが恒例となっています。
本作でも例に漏れずそのワンシーンが。
エピローグ後、画面に映し出されたのは海中のような場面。
無数の泡が海上に浮上しようとしているシーンの中、
「会いたかった…シェリー…」と、黒の組織のジンの声が!!
来年の映画は「黒の組織」関連ほぼ決定!!
「黒の組織」が絡む映画はこれまでに、
の、3作品。
特に近年は「黒」とタイトルにつくのが定番となっており、次作も「黒」が劇場タイトルにつくのではと予想しています!
しかも「会いたかったぜ、シェリー」と公言しているということは、「シェリーが生きている」「シェリーは灰原哀」のような情報を掴んでいるのでしょうか?
どのようなストーリーになるか今から楽しみです!!