2017年11月10日、サンシャイン水族館特別展として『ざんねんないきもの展』が開催されました!
サンシャイン水族館ではこれまでも….『もうどく展』といったような個性的な特別展を催してきました。
毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどく展2)が評判だったので行ってきた感想を綴ってみる
マニアでも初めて触れ合う人でも気になるそんな企画…!!
今回の『ざんねんないきもの展』は「一生けんめいなのに、どこかざんねん」ということをテーマにした生き物たちの姿を見ることのできる展示です。
今回は、早速行ってきた『ざんねんないきもの展』についてのレビューと感想をお届けしたいと思います!
開催概要
さて、まずは開催概要!
- 開催期間:2017年11月10日〜2018年4月8日
- 開催時間:10:00〜18:00
- 場所:サンシャイン水族館の隣(サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上 特別展会場)
- 入場料:600円(水族館等の対象施設の半券があれば400円)
場所はまさしくサンシャイン水族館の横!
池袋というアクセス抜群の駅ですし、そして入場料も600円とお安いですが….せっかくであればサンシャイン水族館も一緒に行くのもいいかもしれませんね!
いろいろな”ざんねんないきもの”
さて、早速現地へ赴くと….
かわいらしいイラストの入り口が!
今回の企画は、『ざんねんないきもの辞典』とのコラボ!
いきもの達のどこか残念な部分を解説している本書、その実際の生物の展示となります。
このゲートをくぐると、すぐに展示が始まります。
いきもののその”ざんねん”な部分をいくつかのゾーンで分けて紹介!
早速、それぞれに展示されているいきものを一部だけ写真付きで紹介したいと思います!
ざんねんな体
さて、まずは“ざんねんな体”
体作りが「なんでこうなったの!?」なんていうような感じのコーナーです。
このコーナーの一番先のいきもの…つまりは『ざんねんないきもの展』で真っ先にお出迎えしてくれるいきものはこちら!
う…なぎ…??
ただのうなぎと思うなかれ。
この子はデンキウナギ
生物界で一番強い電気を発することができるのですが、今回のポイントはそこではありません……..!!
なんと、のどに肛門があるのです。
つまり、口のすぐ近くから糞をするというなんともビックリなかたち。
しかし、これには理由が…..発した電気で自分がやられないように厚い脂肪に覆われ、そして内臓器官が体の前にあることが理由!
(自分の能力が強すぎて自分の力に対する制御とか少年漫画でありそう….)
他にも、
- カブドガニ
- リュウグウノツカイ
- クリオネ
etc…..といった“ざんねんなからだ”を持っているいきものが展示され、そして解説があります!
ざんねんな生き方
「どうしてそんな生き方なの…もっとラクな生き方ないの?」
と感じるようないきもの達がテーマ。
ここでピックアップするのは….
アオジタトカゲ
凛々しい顔に、名前の通り”青い舌”を持つトカゲ。
普通にカッコイイ。
なにがざんねんなのか….それは”青い舌”にあります。
アオジタトカゲは敵に襲われると、この青い舌で威嚇します。
が….なんとこの威嚇、相手は全くリアクションがないというほど。
むしろ、このアオジタトカゲがそそくさと逃げるらしい…。
(自分の力がうまく表現できない空回り….なんか人間にも通じるような)
このテーマでは他にも…
- オヤニラミ
- ナマコ
- ジャコウネズミ
- マガキガイ
etc….といったいきもの達が展示されています!
ざんねんな能力
「そ、そんな能力…??」
と、いきもの達の能力にびっくりするコーナー。
ご紹介するのは……
かわいいなぁぁぁぁぁぁぁぁ
ということで、シマリスです。
「シマリスって特殊な能力あるの?」
なんて思っていましたが、解説を見てびっくり…
なんと…..しっぽが簡単に切れるという衝撃事実。
しかも、そのしっぽは再生しないという…。
どうやら、敵に襲われたときにトカゲのようにしっぽを落として逃げるという防御方法とのこと。
可愛いいきものとおもっていたらそんなことが…自然界とはすごいものです。
他には…
- ヘコアユ
- カエルアンコウ
- カメレオン
といった、いきもの達が展示されています。
ざんねんな名前
最後は「なんでそんな名前なの!?」というコーナーですが….
そもそもつけたのって人間なのd(ry
というのは、さておき…さっそく紹介!
というところで、スッポンモドキ
しかも、別名もまたまたざんねんな名付….ブタバナガメ
なんともざんねんな…。
他には、
- イラ
- オジサン
- ボロカサゴ
- アカホシカニダマシ
などなど….といったいきものたちが展示されています!
進化の一つ
さて、ここまで紹介してきましたが…「ざんねん」というのはあくまでも人間側の私たちが感じる感情。
それぞれのいきもの達のその見た目や能力は、進化の賜物!
その理由と共に、実際の生態を見ながら感じると”ざんねん”名だけじゃないのことが伝わります。
ぜひみなさんも、”ざんねん”ないきものたちを観に行ってみてはいかがでしょうか!
『ざんねんないきもの展』を楽しんだ後はすぐ隣に水族館とプラネタリウムもありますのでさらに楽しい時間が!
【2018/6/29 追記】
現在の企画展は化ケモノ展!こちらも楽しいので、ぜひチェックしてみてください!