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開栓に20分!?新政酒造『天蛙(あまがえる)』を戴きました【感想】

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お酒のブログメディア今宵の酔OPEN!


 

みなさま、ごきげんよう!ゆーさとでございます。

日本酒の感想ですが、直近3回に引き続き今回も新政酒造様の作品。

今回戴くのは….

PRIVATE LAB 低酒精発泡純米酒 天蛙(あまがえる)

 

頒布会シリーズ5月度『陽乃鳥』や『亜麻猫』と同シリーズ。

アルコール度数が9度と通常の日本酒とは一味違ったこだわりの作品。

早速感想を!

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酒店ではー5℃での保管が必須のお酒

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「瓶内二次発酵酒」に分類される低アルコール発泡性清酒である『天蛙』

日本酒を醸す際にいる、“生きている”酵母

 

この酵母によりアルコール発酵が進むわけですが…

常温で保管してしまうと内圧が高まりすぎて衝撃的な展開になってしまうため、新政酒造様から取り扱い店舗での管理もー5度以下にお願いをしているほど。

 

公式HPでも「ビギナーにはお勧めできない」とあるほど、他の銘酒とも一線を画しています。

 

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開栓に20分…..怒りの蛙

さて、そんな取扱注意の『天蛙』

今回は自分も頑張りました(笑)

 

懇意にしている酒店様から購入したものの、先述の通り酒店の管理もー5度という状態。

気温とその酒店様の距離を鑑みてみても、危ないと判断。

そこで、酒店様のアドバイスのもとクール便で送ってもらい、私も会社を早退し到着に備えすぐに受け取り。

さて、早速開栓…….できない!!

 

キャップを開けようとすると「しゅわぁぁぁぁぁ」と込み上げてくる炭酸。

「いけない!」と思い、すぐにキャップを閉じます。

そう….「開けて閉じる」これを繰り返すことでようやくその味にたどり着くんです。

いざというときに備えてシンクの中での開栓。

おおよそ20分ほどかかりました。

後日教えてもらった話によると30分かかる場合もあるのだとか。

 

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上品な酸味と甘み

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ようやくたどりついた『天蛙』

発砲が織りなす軽やかな口当たり爽やかな酸味

舌で転がすと、甘味を感じることができます。「カルピスソーダ」を思わせるかのような味わいです。

 

このような二次発砲系のお酒では、それを維持するために添加物もいれるものもあるのだとか。

そんな難しいものを新政流に仕上げてくるのは、さすがのこだわりを感じます。

製法の特性上、開栓後はあまり長持ちをしませんが、そんな心配は無用。

この軽快な飲みやすさで上品な味わいの『天蛙』は、味わって飲んでもすぐに飲み切れてしまうほど。

新政酒造様の酒作りの想いを感じ取れる作品でした。


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